今や世界的な時計ブランドであるROLEX(ロレックス)ですが、
今回はそんなロレックスの事についてのいろいろをご紹介していきたいと思います。
①シリアルナンバーにアルファベットが入り始めたのは?
ロレックスの時計にはリファレンス(型番)以外に、
シリアルナンバーが付されている事はご存知の方も多いと思います。
これはロレックス社から正式に発表している事ではないという事は申し添えておきますが、
1927年の”21691”という5桁の数字が現状では始まりとされております。
そして、それぞれ区切りの年を挙げていきますと、
・1941年 106047を始まりとして6桁に
・1965年 1259699を始まりとして7桁に
・1987~1988年ころ R000001を始まりとしてアルファベット+6桁の数字に
・2010年のG+6桁を最後に8桁のランダムシリアルに
※ランダムシリアルは数字と数字の間にアルファベットが入るなどします。
という事で、まだまだよく見かけるアルファベット+6桁の数字のシリアルナンバーですが、
日本のバブル絶頂期だった1987~1988年ころからアルファベットが入るようになりました。
②文字盤上の6時側表記について
6時側の表記については、下記のような流れがあります。
1.SWISS-T<25、T SWISS T
1997年頃までの表記になります。
2つありますが、区分けとしては、サブマリーナやGMTマスターなどスポーツモデルは「SWISS-T<25」、
デイトジャストやオイスターパーペチュアルなどその他のモデルは「T SWISS T」となります。
2.SWISS
1997~1998年頃の短い期間に製造された表記になります。
「SWISS表記」や「ONLY SWISS」と呼ばれる個体になります。
サブマリーナやエクスプローラーなど、人気複数モデルでの確認があります。
3.SWISS MADE
1997~2018年の個体に見られる表記です。
生産年数も長かったですし、「見た事あるな」と思われる方が最も多いのではと思います。
4.SWISS(クラウン)SWISS
2018年からの個体に見られる表記です。
もう少し掘り下げると、32系のキャリバー(ムーブメント)を搭載したモデルから、
クラウンマークが入るようになりました。
③ルーレット刻印はいつから?
採用された年はモデルによっても変わりますが、2004年から入るようになりました。
今ではよく見かける仕様になりましたね。
6時側の部分にシリアルナンバーが入っておりますが(上画像にはありませんが)、
その代わりに、以前は6時側のベルトを外すとシリアルナンバーが確認できましたが、
この仕様になって不要になったためその刻印は無くなりました。
④王冠マーク(王冠透かし)はいつから?
これも今ではポピュラーになった仕様ですが、6時側風防上にうっすら王冠が入っております。
諸説あるのですが、2000年頃から徐々に入るようになっていきました。
2004年頃には多くのモデルに入るようになりましたが、
唯一、ミルガウスのGVモデル(グリーンガラスの商品)には入っていません。
グリーンサファイアガラスが使用されていますが、加工が難しいからでは?というのが現状は定説です。
ここまでROLEX(ロレックス)のいろいろな事に触れてきました。
他にもありますが、またの機会にして今回は終わりたいと思います。
現在、非常にお買取金額が高くなっております。
時計に興味がない方にとっては、「たかが時計になんで?」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
ですが、例に漏れず私自身も時計は非常に好きです。
これからも一本でも多くお買取して参りたいと思っておりますし、
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