5大ウィスキーや特徴とは?

①5大ウィスキーとは?

・スコッチ(Scotch)

 スコットランドの水・麦を使い、蒸留・樽熟成したものだけが、スコッチと呼ぶことができます。

 製法上からモルト・グレーン・ブレンデッドに分類されます。

・アイリッシュ(Irish)

 もともとはウィスキー誕生の地と考えられており、大麦麦芽に他の穀物を混ぜたものを発酵させています。

 製品化にあたっては、グレーンをブレンドするものが多くなりました。

・アメリカン(American)

 バーボンを指します。

 ケンタッキー州バーボン郡でこのウィスキーが生れた事からこの名がつきました。

 テネシー州で作られ同州産のサトウカエデの炭で濾過したものをテネシーウィスキーと呼びます。

 とうもろこしを51%以上含んでいればバーボン、ライ麦を51%含んでいればライ・ウィスキーになります。

 とうもろこしが80%以上であり、樽熟成させないか内側を焦がしていないオークの新樽での熟成か、

 焦がしたオークの古樽で熟成させたものをコーン・ウィスキーと呼びます。

・カナディアン(Canadian)

 ライ麦が原料のフレーバリング・ウィスキーと、とうもろこしが原料のベース・ウィスキーをブレンドして製品化されています。

・ジャパニーズ(Japanese)

 スコッチに似ていますが、香りが抑えられてるためデリケートでマイルドな作りになっています。

 位置づけとしては、スコッチとアイリッシュの中間的な存在です。

②ウィスキーの特徴について

・フレーバー

 他のアルコールも穀物蒸留はありますが、このフレーバーがなかったり、ジンのように後でこれをつけたりするものもあり区別されています。

・モルト

 原料の大麦麦芽のことです。水に浸して発芽させ、乾燥させます。

・グレーン

 モルトの他にトウモロコシとかライ麦などの穀物を原料にして蒸留したものです。

・シングル

 一つの蒸留所で作られたことを意味しています。

・ヴァッテッド

 混ぜるということです。

 複数の蒸留所で蒸留したモルトの原酒を混ぜたモルト・ウィスキーの事をヴァッテッド・ウイスキーと呼びます。

・ブレンデッド

 同じくこれも混ぜることですが、こちらはモルト・ウィスキーとグレーン・ウィスキーをブレンドした物を言います。

・ピュアモルト

 ヴァッテッドと違い、モルトしか使ってないものを指します。

・モルト・ウィスキー

 モルトを蒸留したウィスキーの事です。

・シングル・モルト

 1つの蒸留所で作られたモルト・ウィスキーのことです。

 

ウィスキーと一言に言っても、産地などにより様々なウィスキーが存在しますが、

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